
「今の仕事をあと30年続けるのは辛すぎる」
「教員の経験を生かして転職したい」
「公立と私立の違いは?」
「結局どっちがいいの?」
こんには、秋山( @Akiyamabizlife )です。
今回は上記の悩みを解決するお手伝いをします。
秋山って誰?
・新卒で11年間公立中学→2020年度私立高へ転職
・現在、特別進学クラスを担任
転職して1年半が経過したので、僕が感じたメリット・デメリットをまとめます。
私立への転職はアリです
もちろん全てが上手くいったわけではありませんが、僕はまったく後悔はしていません。
その理由を3つのメリットとしてお伝えします。
私立への転職メリット①:収入が減らない
一番心配なのが収入面ですよね。
なんだかんだ言っても公務員の一番のメリットは安定した収入。
でも、僕の場合年収はそのままでした。
というのも「公立の現在年収と同じ」という条件だったんです。
これは家族を説得するうえでかなり強かったです。
ここポイント
・待遇面が書いてない学校もあるので、必ず直接電話してチェックしましょう。
実は、いくつか検討した私立の中には
公立より高い学校もありましたね。
条件があわなかったのでやめましたが、
収入だけ考えたら公立より良い私立はあります。
私立への転職メリット②:部活動の顧問が無い
いま僕は部活動の引率をまったくしていません。
なぜかというと、
出願書類にはっきりと「部活動の顧問はしたくない」と書いたんです。
「えっ、そんな偉そうなこと書いて大丈夫?」
と思いますよね。
でも、採用されたんです。
その理由は今ならわかります。
・理由①:進路指導で結果を示すと言ったから
・理由②:私立は専門の指導者が充実しているから
公立は部活動と進路指導どちらも求められますが
私立だと部活は専門の人がわりといます。
なので、僕はスポーツではなく進路をメインの仕事とすることにしました。
進路なら公立の経験もいかせます。
この1年、日曜日は必ず休んで家族サービスができていますね。
これは公立教員のころはできなかったことです。
土曜日に練習して、日曜日は大会とかざらでした。
なので、このメリットは大きいです。
私立への転職メリット③:トガった先生が多い
私立ってなぜか先生のキャラが濃いです。
公立にいたら聞けなかった経験談が聞けるんですよね。
たとえば、
・起業経験のある先生
・著書が何冊もある先生
・有名予備校の京大クラス担当してた先生
・元プロスポーツ選手の先生
などなど。
総合学習の講師として招ける経歴のある先生たち。
RPGだったら1つのステータスが振り切ってる感じです。
私立ならではのユニークな先生がいるのも
メリットのひとつですよ。
私立のデメリットもあるんでしょ?
…
……
ごめんなさい、これといったデメリットは無いんですよね。
なぜなら、ほとんど事前にわかっていたからです。
実際に来てみてガッカリしたというほどのデメリットがありません。
なので、
予想どおりだったデメリットを2つお伝えしますね。
私立への転職デメリット①:トップダウンの学校運営
私立は民間企業なので、社長がいます。
なので、社長が交代するとガラッと方針が変わりますね。
その影響がモロにうけるのが現場です。
こんな影響ありました
・いきなり行事が増える
・いきなり進学実績のノルマが上がる
・いきなり勤務時の服装が厳しくなる
社長の考えによって力を入れる場所が変わります。
体育の先生が授業以外もスーツ着用になったのにはビビりましたw
まあぶっちゃけ、公立の変化が遅すぎるのかもしれません。
毎年変化していかなきゃ生徒が来なくなっちゃいますからね。
私立への転職デメリット②:仲間感は少ない
公立だと学校が1つのチームですよね。
だから、他の学年が困ってたらわりと助け合ったりしてました。
でも私立はそれぞれの先生で役割がハッキリしてます。
求められる仕事も明確なので他の領域には立ち入らない雰囲気があります。
模試の監督は進路担当が全部やったり、スポーツ大会は体育の先生任せだったりします。
僕にとってはありがたいのですが、
人によっては冷たい感じがするかもしれませんね。
まとめ:30代は私立に転職しよう
ということで、私立への転職はメリットがありますよ。
公立教員に不安を感じたあなたは
すぐに私立への転職を考えてみませんか?
転職を検討するだけなら何のリスクもありませんから。
ちなみに有料noteにて、転職の全てを公開してます。
転職前後の給与明細も載せてます。
気になる方は↓をどうぞ
※なお、この記事の内容は全ての私立には当てはまりません