授業スキル 教員スキル/ノウハウ

【明日使える】授業がつまらないと言われたときの改善点【寝るな】

この記事では以下の悩みを解決できますよ

✔️生徒から「授業がつまらない」と言われた

✔️授業をしていてなぜか全然時間が過ぎない

✔️もっと授業の設計をレベルアップさせたい

ということでこんにちは、秋山です。

自分の授業で生徒が次々に寝落ちしていく姿は誰しも見たくないものです。今回はそんな授業から脱出するたった1つの観点をお伝えします。

秋山って誰?

・採用試験は2県で合格経験あり(新卒時)
・11年間公立中学→採用試験→2020年度私立高へ転職
・2校目では全期間において授業アンケート満足度85%以上を獲得

つまらない授業を改善するたった1つの観点

サクッと結論から。

生徒の状態を「作業中」「思考中」「表現中」の3つの活動に分ける

この観点であなたの授業を分析してみてください。そうすれば、つまらない授業になっている原因を探ることができます。

つまらない授業は同じ活動が15分以上続く

同じ活動が何分間連続しているかをカウントしてみてください。発問が変わったとしても、同じ活動が15分以上続くとつまらない授業になります。

同じ活動が15分以上続いていたら危ない

例えば、50分の国語授業で次のような場合は確実に生徒が寝ます。

眠い国語の授業例

①作業:音読【5分】
②思考:主人公はこの時どんな気持ちだろうか【7分】
③思考:主人公はなぜこの行動をとったのか【7分】
④思考:この時周りは主人公に対してどう思っていたか【7分】

この場合、②〜④にかけて10人は眠ってしまうことでしょう。

授業は違う活動の組み合わせで設計

つまらない授業を避けるには、同じ活動を連続させずに異なる活動を組み合わせます。

例えば僕がよく使うパターンは「作業→思考→表現」です。これはレベルが易しい→難しいの順になっているので使いやすいんですよね。

生徒の脳みそにもやさしいです。弱い→強いのステップアップ式になっていますからね。

授業における3つの活動

作業・思考・表現の3つの活動とは具体的になんでしょうか。

ここは教科によって違ってくる部分ですので、国語科と数学科を例に見てみます。

3つの活動国語科の活動例数学科の活動例
作業・漢字練習
・教科書の音読
・ワークシートの穴埋め問題
・作図
・教科書の音読
・ドリル的な計算練習
思考・主人公の心情を読み取る
・筆者のロジックをとらえる
・文章の主題を1行で書いてみる
・問題を解く
・解答を見て解法を読み解く
・人にどう解説するかを考える
表現・読み取ったことを文章化する
・作品の主題を隣の人に説明する
・解き方をとなりの友人に説明する
・解き方をクラス全員に解説

活動の長さ目安は?

経験上、1つの活動を15分以上続けると集中力が一気に低下します。教科などにもよりますが10分前後がちょうど良いと感じています。

目安は1活動10分

例えば、教科書の書き写しを15分続けたら確実に3人は寝ます。大人でも単純な作業はねむくなりますもんね。しかも座ってですから。

表現活動でよくあるのがテーマを与えて残り40分作文…とかですね。これも書き進められる子はいいですが、思いつかない子にとっては地獄の40分間です。

設計を整えてから工夫を

3つの活動を5〜10分にして、連続しないように設計できたら安心…ではないですよね。それだけで授業がスイスイすすめば良いんですけども。

状況に応じて補助発問を入れたり、机間指導で刺激を与えたりする必要があります。
たとえば作文が書けず固まっている生徒には、声をかける必要がありますからね。

ですが、3つの活動を整えておくのは授業設計の第一歩になります。まずはここから見直せば、つまらない授業をせずに済みます。

補足:授業に意欲的な生徒などいない

学校では「授業には主体的に臨みましょう」「意欲的に授業を聞こう」と生徒に指導します。しかし、主体的で意欲的な生徒はほとんどいないと思った方が良いです。そうしないと「前を向いて授業を聞かない生徒は悪い奴だ」というとんでもない誤解をすることになります。

企業で例えるなら、営業活動0でも自動でお客さんが毎日やってきてくれるようなもの。そんな状態が当たり前だと思ってはダメですよね。

だから「意欲的な生徒などいない」という事実を受け入れて、どうすれば良い授業ができるかを日々考えなくてはいけません。

つまらない授業は今日で終わり

今回は「つまらない授業から脱出する方法」をお伝えしました。もう一度まとめておきますね。

記事のポイント

・作業、思考、表現の3つの活動を連続させない

・作業→思考→表現を2セット回すのが理想

以上を踏まえて是非明日からの授業を設計してみてください。僕にできたことなので、あなたにもスグにできるはずです。

一緒に生徒がつまらないと言わない授業を目指していきませんか。
では、また次の記事でお会いしましょう。

-授業スキル, 教員スキル/ノウハウ